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第47回日本集中治療医学会学術集会
教育セミナー(ランチョン)50

※開催中止
開催地 愛知
会場 第18会場 ANA クラウンプラザホテル グランコート名古屋ザ・グランコートⅠ
開催日時 2020年3月8日(日)12:30~13:30
備考 ※事前登録について
会員の方のみ本セミナーの事前申込みが可能です。
第47回日本集中治療医学会学術集会ホームページより事前参加登録の上、
セミナー整理券をお申込みください。

※当日整理券配布について
配布時間:各日7:30~12:30(予定)
配布場所:名古屋国際会議場1F総合受付付近(予定)、
ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋6F総合受付付近(予定)
有効期限:セミナー開始後無効

共催:第47回日本集中治療医学会学術集会/日本ベクトン・ディッキンソン株式会社

新型コロナウイルス感染症の影響により、学会開催見送りとなりました。
今後の予定に関しましては、学会ウェブサイトをご確認ください。

集中治療領域における薬剤耐性菌
-インバウンドに対する備え-

司会:加藤 英明 先生 横浜市立大学附属病院感染制御部/医学部血液免疫感染症内科
演者:根井 貴仁 先生 日本医科大学付属病院安全管理部感染制御室

医療を取り巻く微生物の事情は21世紀になってから未曾有な速さ、そして大きなインパクトを以て我々の環境に大きな変化をもたらした。特に薬剤耐性菌に関する諸問題は我々医療従事者だけではなく、広く認識されるに至り、今後の対応が常に要求されるところであることは周知の事実である。

更にそこから抗菌薬の適正使用やグローバルに拡大する病原微生物の問題が新たに出現し感染症を専門としている医療スタッフ以外にも、ある程度のことは一般的な常識として携えてゆかねばならなくなった。今回、日常の診療中に出現してくる薬剤耐性菌や抗菌薬の使用による菌交代現象などで分離される薬剤耐性菌(自然耐性も含めて)から、基本的な内容を分かり易く楽しく解説してゆきたいと考えている。薬剤耐性菌というと、とかく広域抗菌薬による治療といったことを思い浮かべることが多いと思われるが、抗菌薬選択の話も織り交ぜたいと考えている。

当日の話の内容として①そもそも薬剤耐性とは何か、②薬剤耐性の種類、③プラスミド伝播とは何か、④感染対策と薬剤耐性、⑤ESBL産生菌(そもそもESBLとは何か、治療はカルバペネムしかないのか、MERINO試験の盲点、他)、⑥AmpC産生菌(ESBLと同様にグラム陰性桿菌における困った話、AmpCとは何か)、⑦フルオロキノロン耐性の基本的な話、⑧バンコマイシン耐性腸球菌とVRSAへの懸念、⑨多剤耐性緑膿菌、多剤耐性アシネトバクター、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE/CPE)、染色体にカルバペネム耐性遺伝子を持っている細菌、⑩海外から持ち込まれるカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(KPC, NDM, OXA-48/181)。非常に範囲が広く雑駁な内容ではあるが、短時間のレビューで皆さまの知識整理の一助になれば幸甚である。