より良い診断を目指して、1つ1つの検体で

中国初の採血手技の優良拠点。これは中国の人々にとってどのような意味があるのでしょうか。
中国・上海の復旦大学中山病院の前では、たくさんの患者さんが待ちきれない様子で長い列を作っています。この病院での治療を希望して、多くの人が何キロも離れた遠方から、何日もかけてやってきます。中には山奥の遠隔地からもやってくる人もいます。質の高い医療で知られているこの著名な病院で治療を受けるために、多くの人は何日も上海に滞在する予定を立てています。
なぜならこの中山病院には、診察番号をもらうために並ぶこともいとわない理由があるのです。中山病院は、より正確な診断が、より良い健康につながるという信念をもち、高水準の検査効率を達成しました、そして国中にその水準は広がろうとしています。
中山病院は、中国で初めて「検査手順を標準化した静脈採血に関わる優良拠点(CoE)」として認定されました。BDの支援により得たこの認定は、同病院がベストプラクティスを導入し、採血時の汚染、サンプリング誤差や分解(溶血など)の発生率を低減するための、厳しい国際基準を満たしていることを示しています。
このような血液検体を保護するための新しい基準を達成するのは困難なことですが、有益なことでもあります。基準達成のためには、駆血帯の装着時間や、添加物入りの採血管用の採血の手順に関する厳格なガイドラインを遵守することなどが必要です。検査結果エラーの67%が検査前の検体採取の段階で発生するため、血液検体の質が向上すれば、診断の精度も向上します。その結果、より効果的で適確な治療につながり、再検査、エラー、臨床判断の遅れは減少します。
BD Diagnostics – プレアナリティカルシステム事業部のプレジデントであるJohn Ledekは「BDは中国で常に安全かつ効果的な静脈採血の推進に努めてきました。また、検体採取のベストプラクティスについて顧客教育を行う専門チームを擁し、血液検体の品質と診断精度の向上に努めています。」と述べています。
BDの新たな優良拠点として、中山病院はより健康に暮らしていく方法を模索している人々に対し、喜ばしい変化を与えてくれます。

写真(左から):
John Ledek(BD Diagnostics - Preanalytical Systems、WW president)
Geoff Tsen(BD Diagnostics - Preanalytical Systems、Greater China、Business Director)
Pan Baishen教授(上海中山病院、臨床検査部長)