被災地での炊き出し

3月11日の東日本大震災。日本BDの社員は家族も含め、全員無事ということで安堵する一方で、東北地方では、多くの方たちが家族、友人、家、仕事を失うなど、明日への不安を抱え、辛い思いを強いられていらっしゃるという現実があります。
福島工場から車で10分ほどのところにある、あづま総合体育館にも、原発20km圏内の浪江町や南相馬市から多くの被災者の方たちが避難されていらっしゃいます。そこには、当初からBDの福島工場の社員たちが、休日や仕事帰りにボランティア活動をしていました。

個人のボランティア活動にヒントを得て、会社としてボランティア活動をやれないだろうかと考え、「炊き出し」をやろう、というアイディアが持ち上がりました。炊き出しのノウハウ・資金・トラック・人手があるわけではなく、わからないことだらけです。そんな不安を吹き飛ばしたのは、参加すると手を挙げた多くの社員の熱意でした!

社長の力強い後押しも受け、第1回目「炊き出し」は、ゴールデンウィーク明けの5月14日(土)と決定しました。

5月14日(土) 第一回「炊き出し」

チキンミートボールスープ、イチゴ

あずま総合体育館は、広々とした、木々や季節の花々に囲まれたところで、この日は晴天に恵まれ、何ともすがすがしい日でした。
メニューは様々な条件を考慮し、野菜たっぷり、チキンミートボールスープと決まりました。さらにデザートにイチゴを添えることにしました。朝8時集合で、総勢23名により、料理開始です。BD持ち前のチームワークの元、チキンミートボール 2600個、その他ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ウィンナーソーセージ入りのスープは無事完成。昼前には長い列ができ、避難者およびスタッフ併せて500人余の方たちにお配りし、喜んでいただけました。ミートボールスープはやさしい味で、なかなかの出来栄えでした。ウィンナーソーセージは、子供たちに好評でした。さらに、デザートのイチゴは、甘くておいしかった!
鍋やタッパウェアは社員の持ち寄りで、すべて無駄にせず、鍋を空にすることができました。

5月26日(日) 第二回「炊き出し」

鶏肉の治部煮、春雨入り中華スープ

前回同様、澄み渡る青空の中、18名参加により、前回にも負けるとも劣らぬテンションと手際の良さで、ちょっとハードルをあげて、2品の料理に挑戦しました。一品目は、金沢の郷土料理、鶏肉の治部煮で、タケノコ、シイタケ、シメジ、ニンジン、小松菜、京生麩が入った、上品な煮物です。二品目は、春雨、きくらげ、ねぎ、溶き卵入りの、中華スープです。 米国本社から来日中のCOO兼社長、ヴィンス・フォレンザも途中、激励に訪れました。 盛り付けにも工夫を凝らし、治部煮と中華スープが見た目も麗しく完成しました。被災者の方たち から、「とってもおいしかった」と言っていただけて、一同、本当に感謝でした。

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