4-4. 院内感染と耐性菌4

監修:金光敬二先生
(東北大学大学院医学系研究科病態制御学講座分子診断学分野講師
東北大学病院検査部感染管理室室長)

細菌検査とはどのようなものでしょうか?

多くの病院には細菌検査と呼ばれる部門があって、ここで患者さんがどのような病原菌に感染しているのかとか、治療のための抗菌薬はどれが良いかなど調べています。
イラスト:細菌検査部門のイメージ
つまり、ここで敵(感染した菌)の正体を明らかにして、最良の抗菌薬を探っていることになります。 そして、このような検査結果をもとにした治療(抗菌薬療法)が行われれば、始末の悪い耐性菌など最低限に抑えられると考えられます。 更に、院内感染が起こらないよう指導管理する感染制御という部門を併せて設けている病院もあって、耐性菌を撲滅することのみならず、院内感染が起こらないよう努力が払われていることもお話しして、パートIIを終わります。
イラスト:栄養士、臨床検査技師、ICD(感染管理認定医師)、ICN(感染管理認定看護婦)、薬剤師